教育実践学専修とは

1. 教育実践学専修とは

教育実践学専修では,まず自分の受けてきた教育体験をふり返りながら,いまの子どもや学校現場の状況を参画的実習で捉えます。また,これからの社会観・人間観・子ども観をふまえて,学校やカリキュラム(教育課程)の在り方を検討します。
この専修は,それらを基礎にして,教育現場で具体的に学校やカリキュラムをデザインしていく力量を育てることをねらいとしています。具体的には,グローバル(地球的)な視野で現代社会を見つめる力,学校・教師や子どもの有り様を歴史的に理解し現代にふさわしい在り方を問う力を重視します。
さらに,実践的な見地から,子どもの学習や活動を指導・支援する力,学校・学級を経営・運営する力を身につけます。これからの社会や学校を創るために,教育のあり方をもう一度見つめ直し,子どもたちが基礎的学力と生きる力量を身に付けることのできる実践的学問を追究します。

2. 在校生からのメッセージ

教育実践学専修では,「学校教育実践Ⅰ~Ⅳ」の授業として,1年生から小学校での訪問活動を行っています。訪問活動では,毎週,小学校の授業に参加し,子どもの実態や指導方法などを学ぶことができます。また,小学校との交流活動では,教育実践学専修の1年生から4年生までが協力して,子どもたちに楽しんでもらえるイベントを企画・運営します。
大学の講義では,実践と理論を結びつけるために,教育学の基礎理論を中心に学びます。現職の教員から学ぶ機会も多く,実際の学校現場での仕事内容や授業方法を学ぶことができます。また,中学校や高校の免許については,入学後に免許取得教科を選ぶことができます。国語・数学・理科・社会・英語・体育など,様々な教科の免許を取得することができることも,教育実践学専修の特徴のひとつです。教育実践学専修は,学校現場も教育理論も学ぶことのできる専修なので,教員になりたいと思う人にはオススメです。

3. 教育実践学専修の紹介ビデオ